長周期地震動を受ける鉄骨柱梁接合部の塑性変形能力
地震時鋼構造骨組における柱梁接合部は延性破断する可能性がある。これまで延性破断に決まる柱梁接合部の塑性変形能力の評価方法は実験をベースに成るものがほとんどであり、これらの実験では、鋼材の降伏比、梁のモーメント勾配、載荷履歴などは重要なパラメーターに成る。しかし、実験では、全てのパラメーターをカバーすることができない。本研究では、解析に基づく柱梁接合部の塑性変形能力の評価方法を試みる。一方、長周期地震動を受ける骨組は長時間での揺れを経験し、柱梁接合部は繰り返し回数が多い載荷履歴を受けるにもかかわらず、多数の実験的研究では、標準的な漸増振幅繰り返し載荷で柱梁接合部の挙動を評価している。本研究では、現場溶接柱梁接合部の梁端構造ディテールを再現できる数値解析方法を構築し、実大実験結果で解析方法の妥当性を確認する。また、小振幅載荷でたくさんのサイクルを受ける柱梁接合部の解析結果を用いて、現場溶接柱梁接合部塑性変形能力の評価方法を提案する。
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YuJIAO Satoshi YAMADA Hiroyuki NARIHARA Satoshi YASUDA Takashi HASEGAWA
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2017-09-16(万方平台首次上网日期,不代表论文的发表时间)